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NextWorks CMS | 機能ガイド

PC稼働・業務可視化

業務用PCの稼働状況を記録し、勤務時間・実稼働・アプリ利用・業務内容の傾向を、 個人/部門/全社の視点でわかりやすく可視化します。働き方の改善と労務管理の根拠づくりに役立ちます。

上位プラン向け機能 画面の中身は既定で取得しない キー入力の内容は取得しない
概要

「見える化」で、働き方を整える

PC稼働・業務可視化は、各PCに常駐する小さな記録ソフト(エージェント)が集めた稼働データを、 管理画面でまとめて確認できる機能です。誰が長時間働きすぎていないか、実際の稼働はどれくらいか、 どんな業務にどれだけ時間を使っているか——これらを数字とグラフで把握できます。

目的は「監視して縛ること」ではなく、働きすぎの早期発見・業務の偏りの把握・勤怠の裏づけです。 だからこそ、何を記録し何を記録しないかを最初にはっきりさせています(プライバシー方針)。

できること

この機能でできること

稼働状況の可視化

勤務時間・実稼働・無操作を、社員ごと・日ごとに集計。初回ログオンと最終ログオフも一覧で確認できます。

アプリ・タイムライン

どのアプリをどれだけ使ったか、1日の流れ(前面ウィンドウの移り変わり)を時系列でたどれます。

AI業務分析

個人/部門/全社 × 日/週/月で、業務関連・私的利用の可能性・カテゴリ別の時間配分を自動分析します。

AI・開発ツール利用

Claude・ChatGPT・VS Code などのAI/開発ツールで、どのプロジェクトにどれだけ取り組んだかを把握します。

勤怠との突合

打刻とPC稼働の実態を比べ、退勤後の稼働・打刻なしの稼働など、乖離を自動で洗い出します。

アラート

長時間の無操作、深夜・休日の稼働、勤怠乖離、エージェント停止などを検知してお知らせします。

最初に大切なこと

プライバシー方針 ── 何を記録し、何を記録しないか

従業員の信頼のうえで運用するために、取得する範囲を最小限にとどめ、透明にしています。 キー入力の内容や画面の中身は、既定では取得しません。

既定の状態:前面アプリ名・ウィンドウタイトル・無操作時間・入力の「件数のみ」・アプリの起動終了・端末の稼働情報を記録します。 画面キャプチャはOFFで、組織が明示的に有効化し、かつ指定した対象アプリのときだけ撮影します。

区分取得するもの取得しないもの
ログオン・ロックログオン/ログオフ/ロック/解除/スリープ/復帰の時刻—
無操作一定時間、操作が無かった区間何を見ていたか等の内容
前面アプリ前面のアプリ名・ウィンドウタイトル(タイトルはOFFにも設定可)—
入力キー/マウスの件数(回数)だけキー入力の内容(何を打ったか)
アプリ起動・終了したアプリ名—
端末状態エージェントのCPU/メモリ/通信量(自己計測)—
画面キャプチャ
(任意・既定OFF)
有効化した場合のみ、指定した対象アプリの縮小画像有効化していない/対象外アプリの画面
画面キャプチャを使う場合は、対象・目的・保存期間・閲覧できる人をあらかじめ従業員に周知することを前提にしています。 導入前の周知・同意の進め方は「導入前の準備」を参照してください。
用語

指標の見かた

画面に出てくる主な指標です。どれも「その日・その期間」の合計として集計されます。

Working time
勤務時間(PC時間)
Active
実稼働
Idle
無操作
Work-related
業務関連
Possibly personal
私的利用の可能性

それぞれの意味

勤務時間(PC時間)は、ログオンからログオフまで(スリープを除く)のPCが動いていた時間。 実稼働は、そこから無操作とロックを引いた、実際に操作していた時間です。 無操作は、一定時間キーもマウスも動かなかった区間。 業務関連と私的利用の可能性は、使っていたアプリ・サイトの種類から自動で推定した割合です。

「私的利用の可能性」は断定ではなく参考値です。判定できないもの(一般的なブラウジングなど)は「不明」として、 業務にも私的にも数えません。誤検知で個人を一方的に評価しないための設計です。
画面

画面の使い方

「PC稼働・業務可視化」を開くと、目的別のタブが並びます。よく使うものから順に紹介します。

日次サマリ

その日の全体像

社員ごとに、勤務時間・実稼働・無操作・初回ログオン・最終ログオフを一覧。実稼働の多い順に並びます。日付を選んで過去日も確認できます。

アプリ利用

よく使われたアプリ

期間内に使われたアプリの利用時間と起動回数を集計。組織全体、または社員を指定して見られます。

AI業務分析

業務内容の傾向を分析

個人/部門/全社を、日/週/月で。業務関連・私的利用の可能性の割合、カテゴリ別の時間配分、主なアプリを一目で。詳しくは次章。

AI・開発

AI・開発ツールの利用把握

画面の中身は撮らずに、前面ウィンドウのタイトルだけから、どのAI/開発ツールで・どのプロジェクトに・どれだけ取り組んだかを推定します。

タイムライン

1日の流れ

前面ウィンドウの移り変わりと無操作区間を時系列で表示。特定の端末・社員・日を選んで、その日の動きを追えます。

レポート

期間集計とCSV出力

今週・今月などの期間で、社員別サマリとアプリ別集計を作成。社員別・アプリ別のCSVをダウンロードできます(最大約3か月)。

勤怠乖離

打刻とPC稼働の突合

勤怠の打刻とPCの稼働実態を突き合わせ、「退勤後の稼働」「打刻なしで稼働」などを乖離が大きい順に表示します。

画面キャプチャ

画面の記録(任意・既定OFF)

組織が有効化した場合のみ、指定した対象アプリの画面を撮影・保存。文字の読み取り(OCR)にも対応。詳しくは後述。

アラート

気づきの通知

長時間無操作・深夜/休日稼働・勤怠乖離・エージェント停止などを検知。検知条件(しきい値)の設定と、未確認一覧の確認ができます。

端末管理

端末と担当社員

登録された端末の一覧、担当社員の割り当て、最終通信の確認。エージェント本体の入手は運営へお問い合わせください。

本人・チーム

本人画面と上長画面

各社員は「自分のPC稼働」で自分の記録だけを確認できます。部署の上長は「チーム稼働」で自部署+配下部署の社員の稼働を確認できます。

AI業務分析

業務内容を、割合で見る

AI業務分析は、追加の収集をせずに、すでに集めている前面ウィンドウ(アプリ名とタイトル)から 業務カテゴリを自動で推定し、時間配分を可視化します。全社/部門別/個人を、 日/週/月で切り替えられます。

推定するカテゴリ

次のようなカテゴリに自動で分類し、それぞれの割合を横棒グラフで表示します。

開発
AI活用
会議
コミュニケーション
資料作成
デザイン
情報収集
エンタメ・私的の可能性

部門別は、各社員を主な所属部門で1人につき1部門に集計するため、全社の合計と食い違いません。 社員別・部門別の行を開くとカテゴリの内訳が表示され、社員別・部門別・カテゴリ別・アプリ別のCSV出力にも対応します。

アラート

見逃したくないことを、自動で検知

あらかじめ決めたしきい値を超えると、対象の端末・社員とともに一覧に表示されます。過去の事実として残り、確認済みにできます。

アラート内容目安
長時間無操作連続して操作が無い時間が長い既定 120分
深夜稼働深夜帯(22時〜翌5時)にPCを操作していた既定 30分
休日稼働土日にPCが稼働していた任意・既定OFF
勤怠乖離退勤後の稼働、または打刻なしでの稼働要注意
エージェント停止一定時間、端末から通信が来ていない既定 60分
版が古いエージェントが最新版より古い自動判定

勤怠乖離で見つかること

勤怠乖離タブでは、次のような食い違いを社員×日で洗い出します: 打刻なしで稼働/退勤後の稼働/出勤前の稼働/ 打刻ありPC未稼働/勤務時間と乖離(60分以上の差)。

任意機能

画面キャプチャ(既定OFF)

必要な場合にのみ、組織が明示的に有効化して使う機能です。初期状態ではOFFで、 有効化しない限り画面は一切撮影されません。

2つの撮り方

狙い撃ち撮影は、あらかじめ指定した対象アプリが前面になったときだけ撮影します(最小間隔つき)。 定期撮影は、一定間隔で撮影します(間隔0でOFF)。両方を併用できます。

撮り方と範囲を選べる

撮影方式は「アクティブ窓/全画面/サムネイル+OCR前提」から選択。対象範囲は「全社員/社員指定」で絞れます。 保存期間を過ぎた画像は自動的に削除されます。撮影した画像から文字を読み取る(OCR)こともできます。

画面キャプチャは影響の大きい機能です。就業規則・本人同意・プライバシー通知を整えたうえで、 対象・目的・保存期間・閲覧者を周知してから有効化してください。
導入

導入と権限

  1. プランで有効化:本機能は上位プラン向けです。ご契約プランで利用可否が管理されます。
  2. プラグインを導入:管理者がプラグインストアから「PC稼働・業務可視化」を導入すると、メニューに表示されます。
  3. エージェントを配布:各PCに常駐ソフト(エージェント)を導入します。エージェント本体は運営へお問い合わせください(一般配布はしていません)。
  4. 端末を割り当て:登録された端末に担当社員を割り当てると、社員名で集計されるようになります。

誰が何を見られるか

全社の管理画面は管理者(スーパー管理者)のみ。各社員は自分の記録だけを「自分のPC稼働」で確認できます。 部署の上長は、自部署+配下部署の社員の稼働だけを「チーム稼働」で確認できます(他部署は見えません)。

品質

安全性と、記録の正確さ

PCの時計を変えても、時刻はずれない

不正防止のため、エージェントはサーバー基準の改ざん耐性のある時刻で記録します。 PCの時計を進めたり戻したりしても、記録される稼働時刻は正しいまま保たれます。時計を変更した事実は監査用に記録されます。

エージェントは自動で最新に

運営が新しい版を公開すると、各PCのエージェントが自動で最新版を取り込みます。配布は電子署名で保護され、 改ざんされたものは適用されません。エージェントの版は、タスクトレイのアイコンにマウスを乗せると確認できます。

保存期間

稼働ログや画面画像には保存期間を設定でき、期間を過ぎたものは自動的に削除されます。

導入前の準備

周知と同意(コンプライアンス)

従業員のPC稼働を記録する機能のため、導入前に社内での周知と同意取得を行うことをおすすめします。 運営から、就業規則への追加条項・本人同意書・プライバシー通知のひな型をご用意しています。

ひな型には、取得する項目の一覧(透明性のための開示)、利用目的、保存期間、閲覧できる人の範囲などが含まれます。 自社の実情に合わせて調整し、必要に応じて社会保険労務士・弁護士の確認を受けてください。

これは法的助言ではありません。ひな型は出発点としてご活用いただき、最終的な文面は貴社の責任でご確認ください。 ひな型が必要な場合は運営へお問い合わせください。
FAQ

よくある質問

キーロガーのように、打った文字は記録されますか?

いいえ。キー入力は「件数(回数)」だけを記録し、何を打ったかという内容は取得しません。メールやチャットの本文、パスワードなどが記録されることはありません。

画面は常に撮影されているのですか?

いいえ。画面キャプチャは初期状態でOFFです。組織が明示的に有効化し、かつ指定した対象アプリのときだけ撮影します。有効化しない限り、画面は撮影されません。

社員は自分の記録を見られますか?

はい。各社員は「自分のPC稼働」から、自分に紐づく端末の記録だけを確認できます。透明性のための本人画面です。

「私的利用の可能性」が高いと、その社員は私的利用をしていると断定できますか?

いいえ。あくまで参考値です。判定できないものは「不明」として業務にも私的にも数えません。一つの数字だけで個人を評価せず、傾向を把握する材料としてお使いください。

PCの時計を変えれば、稼働時間をごまかせますか?

できません。エージェントはサーバー基準の改ざん耐性クロックで記録するため、PCの時計を変更しても稼働時刻はずれません。時計を変更した事実自体も監査用に記録されます。

エージェントの更新は手作業で行う必要がありますか?

いいえ。運営が新版を公開すると、各PCのエージェントが自動で取り込みます(電子署名で保護)。導入済みのPCで手作業の更新は不要です。

この機能を使うには何が必要ですか?

上位プランでの有効化、プラグインストアからの導入、そして各PCへのエージェント導入です。エージェント本体は運営へお問い合わせください。